トライセラトップスのライブについて書こうと思う。

トライセラ・・・ですっっっ!

こんなこと書いたら失礼だけど正直、期待してなかった。

知ってる曲はほとんどなかったし、レコード屋さんで
試聴で並んでても聞こうともしなかった。

でも、知り合いの人が、
自分の3本の指に入るくらいライブいいから、
絶対、見に来てって言われて半信半疑で行ってみた。
一度見るくらいはいいかなって。

会場は満員ってほどじゃなかったけど、全体的には女子が多かった。
あと仕事帰りのスーツ姿の人とか。
男の人もごっつい感じはいなくて、どんなライブなんだろうって思った。


19時を15分くらいかな回ると、3人が登場。
立ち姿が前ふたりは細くて、この人たちからどんな音が出てくるんだろうか?
と思った。まだまだ、期待はしてなくて、「ふーん」程度な感想しかなかった。


でね、ギュインギュインと始まった。
新譜からなのかな?聞いたことのある和田さんの声で聞きやすいナンバーがつながる。
白の少しデザインの凝ったTシャツで、髪は長めのぼさぼさで、
結構昔からトライセラの名前は聞いたことあったから
自分より年上なんだろうってずっと思ってた。
でもよく調べたら同い年(日数的にちょっと上)。
林さんも白TでMATTERとピンクで書かれたT。
でdrのよしふみさんは、なんとピンクシャツ。
(↑みなさんの名前は後で調べました・・・。)



和田さんは俺がベスト版作るとしたら、3.4曲目に入る好きな曲だと言って、
2ndアルバムの中から「GUATEMARA」を演奏してくれた。(←曲名は後で調べた)
ギターとベースのコードをすれぞれ3個くらいしか使用してない曲で
最近の日本の曲では珍しいんだって。
歌詞のサビの部分も歌い始めと似てて、シンプルな落ち着いたナンバーでした。



途中でね、MCが入る。
その和田さんのMCが、ココロにきちゃったわけで。
ここから私は、はまっちゃったわけです。
その内容は上手く書けないんだけど、

小さい頃の自分は、本当は得意な事で目立ちたいんだけど、
学校は平均点を求めるところで、なかなか上手くいかなくて、
でも、自分が曲を書く能力があることに気づいて、それで、
自分に与えられたこの才能-曲を書く才能をもっと使って、
これからも音楽をやっていく・・・みたいな内容で、
「とにかく俺らは辞めないってこと!」

と最後締めくくってて。

そんな宣言にあたしは、落ちちゃったのです。
継続していくことの難しさをたぶんこの3人が一番良く知ってるんだろうな。

デビューして、7-8年たって、今なお同じメンバーでやり続けるというのは、
メンバー同士が互いに必要不可欠な存在だったんだろうと思った。
ライブの最後の方では、3人がある曲(←名前知らない・・・)の最後の方で
セッションをするような長いインストだけの時間があった。
それがすごく聞いてて見てて気持ちよくて、
この3人じゃなきゃ生まれない音空間なんだと感じた。


実際、最近のあたしはすげー、仕事や日常とかに悩んでて、
自分このままでいいのかぁ?
何か違うじゃんってずっと悶々としてて、
うまく、日常を消化しきれないし、逆に吐き出せないでもいた。
そんな時に聞いた、この曲や言葉や空間にとても力強いものを感じて、
とても勇気づけられた。


結局アンコールは2回出てきてくれた。
1回目はツアーグッズのTシャツに着替えて。
(和田さんは白・よしふみさんは黄緑・林さんは黒のどくろ船長でした。)
2回目はスローなクールダウンなナンバーを1曲披露。

全体的に大人しいライブだったけど、最後はみんなジャンプしてて楽しかった。
中毒になるバンドだね、トライセラトップスって。
これから、少しづつだけど、トライセラの音源増やしていこうと思う。

THE 7TH VOYAGE OF TRICERATOPS

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